ハクビシンを失敗せずに捕まえたいとお考えではないでしょうか。
ハクビシンを自分で捕獲するには、自治体へ捕獲許可の申請をしないといけません。
そのため、許可を得るのに必要な手続きを行った上で、捕まえるコツを押さえることがハクビシンの捕獲には必要なのです。
そこで今回は、ハクビシン捕獲の許可申請の手続きや捕獲するコツなどについて解説します。ぜひハクビシンの駆除の知識を深め、適切な対策をしましょう。
注意!ハクビシンの捕獲には許可が必要!
ハクビシンは鳥獣保護法に守られており、個人で捕獲するには自治体へ捕獲許可の申請をする必要があります。
もし、無断でハクビシンを捕獲や殺傷をした場合、1年以下の罰金もしくは100万円以下の罰金を科せられます。
またハクビシン駆除の申請には「屋内へハクビシンが侵入する」、「農作物をハクビシンが荒らすので被害に遭っている」などの理由が必要です。
ただし、地域によって内容は異なりますので、各自治体へ事前に確認をしてください。
参考:
野生鳥獣の保護及び管理 環境省|鳥獣保護法に基づく 環境省
ハクビシン捕獲の流れ
ハクビシンの捕獲の流れは、以下の4項目に分けられます。
- 捕獲許可申請を出す
- 許可を受ける
- ハクビシンを捕獲する
- 許可証や箱わなを返却する
それぞれの手続きについて、順番に見ていきましょう。
捕獲の許可申請書を出す
ハクビシンの許可申請には以下の書類が必要です。
- 鳥獣の捕獲等許可申請
- 被害区域及び捕獲予定区域図(住宅地図など)
- 箱わなの構造がわかる図面(カタログなど)
- 表明・誓約書
ハクビシンの捕獲が必要かどうか審査します。
※許可申請書は、各自治体によって異なる可能性があります。
▼ハクビシンの捕獲申請について、詳しくはこちらのコラムをご参照ください。
許可を受ける
駆除の許可申請が出たら、ハクビシンの捕獲準備にとりかかります。
まずは自治体へ許可証を受け取り、箱わなを借用します。
市区町村によって異なりますが、箱わなを借用できるかどうかは、駆除の許可申請を出すとき確認しておくと良いでしょう。
※箱わなの借用には、別途書類が必要になる場合があります。
ハクビシンを捕獲する
ハクビシンの捕獲駆除は、実施できる期間が定められています。
期間は地域により異なりますが、1ヵ月~6ヵ月の期間となるところが多いでしょう。
そして、ハクビシンの捕獲方法には「箱わな」を使用。
自治体で箱わなの借用ができない場合は、ホームセンターや通販で購入して用意します。
実は、箱わなを使用するには「箱わな免許」が必須です。
ただし下記のような一定の条件があれば、自己責任で箱わなを設置して捕獲が可能です。
わな免許をお持ちでない方が箱わなを使用して捕獲する場合、宅地においては捕獲場所が垣や柵その他これに類するもの(板塀、屋敷林など)で囲まれている必要があります。また、農地においてはネットで囲まれている区域内やビニールハウス内での捕獲が可能です。
*個人の敷地の境界がはっきりと分かるものが設置されていることが必要です。境界が明確でない場合、事故発生時に責任問題となる場合がありますのでご注意ください。
許可証や箱わなを返却する
ハクビシンを捕獲したら別の場所へ放獣せず、申請者が責任をもって処分をしましょう。自治体によっては、安楽死できる「アンラクーン」の貸し出しをしているところもあります。
また、死骸の処分方法は地域によって異なります。そのため、ハクビシンの捕獲後の処分方法を事前に確認をしてください。
捕獲実施後は箱わなを洗浄して、許可証とともに自治体へ返却してください。
そして捕獲結果の報告書や許可証、借用していた箱わなを自治体へ返却します。
以上、ハクビシンの捕獲の流れをお伝えしましたが、もしも「大変そう」とお考えでしたら駆除のプロである私たちにお気軽にご相談ください!
ネズミ、イタチ、ハクビシン、アライグマ、コウモリなど、あらゆる屋内害獣に対応。
まずは被害状況をお聞かせください。
ハクビシンを捕獲するときのポイント
ハクビシンを捕獲するには、2つのポイントがあります。
- ハクビシンの好物を活用する
- ハクビシンの通り道を予測する
それぞれのポイントについて、詳しく解説していきます。
ハクビシンの好物を活用する
箱わなを設置するとき、ハクビシンの好物を置いておびき寄せます。ハクビシンは基本的に雑食性です。
その中でも、甘い果実のような糖度の高いものを好む傾向があります。
箱わなに使うなら、手に入りやすいリンゴやナシ、バナナなどの果物が良いでしょう。
ただし吊り下げ式の箱わなを使用する場合バナナのような柔らかいものは、エサだけ外して逃げてしまう可能性があるため注意する必要があります。
ハクビシンの通り道を予想する
箱わなを仕掛ける場所は、ハクビシンの通り道へ設置すると良いでしょう。
そのため、ハクビシンがどのルートで移動しているのか把握する必要があります。
予測方法としては、ハクビシンが通ったと思われる場所に残されている足跡から考える方法があります。
足跡が見つからなければ、巣にしていると思われる場所(屋根裏や天井裏)に設置するのも良いでしょう。
ただし、箱わなを設置する場所は平らな部分に設置する必要があります。なぜなら、箱わなが不安定にグラグラしているとハクビシンが警戒する恐れる可能性もあるからです。
さらに、箱わなが斜めになると正常に動かなくなる可能性もあります。そのためハクビシンの箱わなは、平たい場所に設置してください。
ハクビシンを自分で捕獲するのはオススメできない
ハクビシンの捕獲方法をご紹介させていただきましたが、結論をお伝えしますと、ハクビシンを自分で捕獲することは難しく危険を伴うためオススメしません。
1日でも早くハクビシンを駆除したいとお考えでしょうが、自分で捕獲するなら自治体へ捕獲申請を出してから罠を仕掛けることになるので、かなりの時間を要します。
また、ハクビシンは野生生物ですので、保有している病原菌による健康被害なども懸念されます。
参考:
動物由来感染症 – 厚生労働省
ハクビシンの駆除が遅くなればなるほど、糞尿による建物の劣化やもしくは農作物の被害も拡大。
また、ハクビシンが出入りしている侵入経路の判断も素人には難しいでしょう。
本格的にハクビシンの駆除をするなら、専門家に依頼することが最適解です。
プロの駆除業者に依頼すると、ハクビシンの駆除や再発防止を含めた幅広い対策ができます。
さらに、駆除業者によりますが保証を付けることもできます。
「1日でも早くハクビシンをなんとかしたい」「自分で捕獲するのは不安がある」など心配ごとがあるようでしたら、まずはプロの駆除業者へ相談してみてください。
相談や現地調査を無料で行っている駆除業者なら、依頼するまで費用はかからないので安心です。
ハクビシン被害にお困りでしたら当社まで
ハクビシンの駆除業者をお探しでしたら、当社ハウスプロテクトへご連絡ください。
専門的な知識をもとに、丁寧でしっかりとした対策をご提案いたします。
ハウスプロテクトにお任せいただくと、ハクビシンの駆除はもちろんですが、糞の清掃や消毒、消臭や再発防止の侵入口の封鎖まで幅広く対応しています。
年中無休で24時間いつでもご相談をお受けしており、最短で即日30分で現地調査へ無料でお伺いいたします。ハクビシンの被害でお悩みの方は、ご連絡ください。
ネズミ、イタチ、ハクビシン、アライグマ、コウモリなど、あらゆる屋内害獣に対応。
まずは被害状況をお聞かせください。
ハクビシンの駆除を、ハウスプロテクトでするかどうかお悩みの方は、下記のコラムをご覧いただければと思います。
まとめ
ハクビシンの捕獲の許可申請の手続き、はこ罠の仕掛け方や捕獲する方法をご紹介しました。
時間をかければ、ハクビシンを捕獲できるかもしれません。
しかし、捕獲までの時間がかかるとハクビシンによる被害も増大するでしょう。
ハクビシンを早急に駆除するなら、まずは顧客満足度・サービス品質・解決スピードの3つのカテゴリにおいて1位となった実績のある、「ハウスプロテクト」へご相談ください。