「家にハクビシンがいるけれど冬になれば冬眠して被害が落ち着くのかな?」とお調べではないでしょうか。
身近にハクビシンがいるとき、すぐに駆除業者を呼ぶかお悩みになられる方は多いです。
「冬まで持ち堪えれば駆除を後回しにできるかも」とお考えかもしれませんが、ハクビシンの被害は冬だからといって収まることはありません。
今回はハクビシンの冬眠についてや、季節ごとの行動パターンなどをご紹介させていただきます。
ハクビシンの被害は1年中発生することを理解して、早めに駆除して問題を解決しましょう。
ハクビシンは冬眠しない
ハクビシンは、冬眠をしません。
ほかにもイタチやアライグマといった害獣も冬眠せずに、冬も活動します。
寒い時期に活動量が落ち着く動物は多いですが、冬眠する動物ばかりではないので要注意です。
もしも冬眠を期待して駆除業者を呼ぶのを後回しにしていたのであれば、早急に考え直さなければなりません。
一方で、「寒くなってきてなんとなくハクビシンの足音が聞こえることが減ったし、冬眠ではないなら出て行ったのかな?」という場合も、多くの場合は今まで通りハクビシンは身近存在しています。
むしろハクビシンは夏よりも冬のほうが屋内に侵入してくるものです。
ハクビシンがいなくなったと勘違いして侵入経路の封鎖をしてしまうと、ハクビシンが外に出られなくなることもあるので気をつけてください。
そもそも冬眠とは?
そもそも冬眠とは、活動しに巣の外に出ていかず、ずっと巣にいる期間のことです。
冬眠期間中は、24時間以上ずっと継続的に体温や代謝が下がります。
世界にいる哺乳類のうち、冬眠することがわかっているのはだいたい6%程度です。
冬場には食糧の確保が困難になることもあって、冬眠は動物たちが寒い期間にも生き残る知恵だといえるでしょう。
ハクビシンの被害は冬場も止まらない
ハクビシンは冬眠をしないので、ハクビシンによる被害は冬場も止まることがありません。
いろいろな被害をハクビシンはもたらしますが、代表的なものは以下の2つです。
- 食べ物が食い荒らされる
- 糞尿で住環境が悪くなる
これらの被害によって、ハクビシンの駆除を考える人は多いです。
それぞれどのような被害なのか、順番に見ておきましょう。
食べ物が食い荒らされる
1つ目の被害は、ハクビシンに食べ物が食い荒らされることです。
ハクビシンは雑食の動物なので、いろいろなものを食べます。
生ゴミとして捨てたものを食べたり、ペットが食べ残していたペットフードを食べたり、被害の対象となるものは幅広いです。
ハクビシンは手をつけたものをキレイに食べ切るわけではないので、食い荒らされるたびに掃除が必要となります。
糞尿で住環境が悪くなる
2つ目の被害は、ハクビシンの糞尿で住環境が悪くなることです。
ハクビシンには「溜め糞(ためふん)」という習性があります。
どのような習性かというと、糞尿を常に同じ場所にするというものです。
ハクビシンが溜めた糞に虫がわいてしまうこともあるほど、衛生環境は悪くなります。
また、野生で生きているハクビシンには病原菌がいることもあるので、冬場でも早めに対策をしたほうが良いでしょう。
参考:
動物由来感染症 – 厚生労働省
ネズミ、イタチ、ハクビシン、アライグマ、コウモリなど、あらゆる屋内害獣に対応。
まずは被害状況をお聞かせください。
季節ごとのハクビシンの行動パターン
ハクビシンは、季節によって行動パターンが多少異なります。
行動パターンを知っておくことで、効率良く対策が行えるはずです。
春夏秋冬それぞれの行動パターンについて、順番に見ていきましょう。
春のハクビシン
春は冬を抜けて少しずつ暖かくなっていく時期なので、ハクビシンも冬よりは行動量が増える傾向にあります。
冬の間は巣を中心に暖かいエリアを好んでいたハクビシンも、春になると行動範囲を広げるでしょう。
したがって、春は冬よりも被害の範囲が拡大していきやすいです。
ハクビシンは1年を通して繁殖行為を行いますが、春は特に繁殖を行うハクビシンも増えるので、子供が生まれるまでに駆除しなければ被害は大きくなります。
夏のハクビシン
夏のハクビシンは、春よりもさらに行動範囲を広げていきます。
気温が高くなってくると屋外でも快適に寝泊まりできるようになりますし、屋根裏のような屋内は高温すぎて過ごしにくくなるので、屋内にいたハクビシンも外に出ていくことが多いです。
また、夏には果物や野菜がたくさん生産され、エサに困ることがありません。
このように、夏のハクビシンは活発に外を動き回ります。
ちなみに、春に妊娠したハクビシンが出産する時期でもあるので、数が増えやすいのも夏の特徴です。
秋のハクビシン
夏よりも気温が落ち着いてくる秋、ハクビシンは冬に向けて少しずつ準備を始めます。
たとえば、外で寝泊まりしていたのであれば、また屋根裏のような屋内に戻っていくでしょう。
ハクビシンは過去に巣を作っていた家を覚えていることが多く、過去に一度でも巣を作られると被害が再発する可能性が高いです。
また、夏には果物や野菜を食べていたハクビシンも、秋になるとカエルやネズミのような肉系の食生活に切り替えていきます。
エネルギーをたくさん得て、冬を越す準備をしているのです。
冬のハクビシン
冬になってもハクビシンは冬眠しませんが、外よりも暖かい民家の屋根裏や床下のような場所で暮らすことが多いです。
冬眠はしないものの寒さが苦手ではあるので、断熱材で保温されている屋根裏や床下のような場所を好むのでしょう。
民家に住み着いたら暖かくなるまではその場所を巣として、行動範囲の中心にします。
溜め糞の習性によって同じ場所に糞尿をするので、天井や床のシミや悪臭に悩まされやすいので要注意です。
ハクビシンが身近にいるなら早めに対策すべき
1年を通してハクビシンは活動を続けるので、ハクビシンが身近にいるなら早めに対策を行うべきです。
冬眠することなく1年を通して行動するハクビシンは、放置していたらどんどん被害が大きくなってしまいます。
ハクビシンによる被害は食い荒らしや衛生環境の悪化以外にもいろいろあり、騒音問題でノイローゼになる方も少なくありません。
また、ハクビシンは1年中いつでも繁殖をするのも特徴的です。
春に繁殖行為をして夏に子どもが生まれるケースは多いものの、秋や冬に数が増えることも十分に考えられます。
したがって、どの季節でも早急な駆除を行うべきだといえるでしょう。
ハクビシンの駆除は、専門家に依頼することをオススメします。
ホームセンターやインターネットで購入できる追い出し用のグッズを使えばその場は出て行ってもらえるかもしれませんが、また戻ってくる可能性は高いです。
専門の駆除業者に依頼すれば、入念な清掃や侵入経路の封鎖といった再発予防まで行ってもらえます。
ハクビシン駆除をお考えでしたら
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冬眠をしないハクビシンが身近にいると、いつまで経っても被害がなくなることはありません。
もうハクビシンの被害に遭わないためには、丁寧な駆除と徹底的な再発予防が重要となります。
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まとめ
ハクビシンが冬眠することはありません。
季節ごとに行動パターンは変わるものの、被害が出ない時期は存在しないので早めに駆除するべきです。
1年を通して繁殖を行うハクビシンを放置していると、どんどん数が増えて被害も大きくなってしまうでしょう。
ハクビシンが身近にいるようでしたら、専門の駆除業者に相談することをオススメします。
駆除業者をお探しでしたら、当社「ハウスプロテクト」にいつでもご相談ください!