「ハクビシンを遠ざけるのに、線香は使えるかな?」とお調べではないでしょうか。
ハクビシンが身近にいるとき、家にあるもので退治しようと考える人は少なくありません。
しかし、ハクビシンに効果のある線香は限られているので、注意が必要です。
そこで今回はハクビシンに有効な線香の種類や、線香を使うときの注意点、家から追い出したあとに行うべきことなどについて解説します。
ハクビシン被害の解決を後回しにすると状況がどんどん悪くなるので、早めに解決に向けて動き出しましょう。
ハクビシンに家にある線香は効果がある?
ハクビシンに、仏事のときに使う線香を使っても、効果は期待できません。
線香によるハクビシンの追い出しや遠ざけは、ハクビシンの鋭い嗅覚を刺激して行います。
そのため、ハクビシンのような害獣にも効果のある線香は、仏事用の一般的な線香よりももっと強いニオイが出るのが特徴です。
一般的な線香もニオイは発生しますが、ハクビシンを追い出すのには不向きだといえるでしょう。
ハクビシンを線香で追い出したいなら、専用の線香を購入してください。
ちなみに、今すぐに対策すべきかお悩みの方もいらっしゃるとは思いますが、身近にハクビシンがいる場合には早急に対応するべきです。
野生で暮らすハクビシンは病気の原因になるウイルスや菌、ノミ・ダニなどを家に持ち込むおそれがゼロではありません。
参考:
動物由来感染症 – 厚生労働省
病気になってからでは遅いので、早めに追い出しと再発予防を行いましょう。
▼ハクビシンによる健康被害については、以下の記事で詳しく解説しています。
ハクビシン駆除には害獣用の線香を使おう
線香を使ってハクビシンを追い出したいなら、害獣用の線香を使いましょう。
ハクビシンにも効果のある害獣用線香の成分には、たとえば以下のようなものが含まれています。
- カプサイシン(唐辛子粉末)
- 木粉
- タブ粉
- 防腐剤
特に重要なのが、カプサイシンです。
ハクビシンは刺激的なニオイを嫌うので、線香によってカプサイシンを飛散させることで追い出し効果が期待できます。
使い方も簡単で、ハクビシンの巣や行動範囲で線香を焚くだけで良いです。
煙がたくさん出るようになっていて、より追い出し効果が高い線香もあります。
ただし、害獣用の線香は屋外で使うものが主流です。
大量の煙が出て家の火災報知器が反応することも考えられるので、屋内で使うときには使用方法や注意事項をよく確認してください。
線香でハクビシンを追い出すときの注意点
線香でハクビシンを追い出すなら、いくつか注意するべきことがあります。
代表的な注意点は、以下の通りです。
- 火の扱いに気を付ける
- 家族やペットの体調に気を配る
- 屋内なら換気をする
線香は火を使って焚くので、取り扱いには気をつけなければなりません。
そして、害獣用線香のニオイは、人間が嗅いでも刺激を感じます。
子供を中心に、家族が体調不良にならないのか、注意して見ておきましょう。
また、犬や猫などのペットが煙を吸わないように気を付けることも大切です。
室内で利用できる害獣用線香を使う場合は、説明書きを確認して、必要に応じて換気をしながら使ってください。
もしも「ハクビシンを自分で追い出すのは大変そう」と感じられたなら、当社ハウスプロテクトにご相談いただければ幸いです!
ハクビシンの追い出しから再侵入予防まで、丁寧に行わせていただきます。
ネズミ、イタチ、ハクビシン、アライグマ、コウモリなど、あらゆる屋内害獣に対応。
まずは被害状況をお聞かせください。
ハクビシンを追い出すために有効なニオイ
「家にある線香で追い出せないみたいだし、他に何か使えそうなものはないかな?」と、お考えの方もいらっしゃると思います。
害獣用線香がなくても、嫌がるニオイを発するものがあればハクビシンを追い出すことができるかもしれません。
ハクビシンが嫌いなニオイとして、代表的なものは以下のようなニオイです。
- トウガラシ
- ニンニク
- 木酢液
- 石油系のニオイ
木酢液とは、木炭を作るときに出てきた煙を冷やして抽出した液体のことで、木材が燃えるような焦げ臭いニオイがするものです。
トウガラシやニンニクが家にある場合には、ペットボトルに穴を開けてニオイが外に出るようにしておき、中に切ったトウガラシや潰したニンニクを入れておけば、追い出しグッズとして使えます。
ハクビシンの嫌がるニオイについては、以下の記事で詳しく書いているので参考にしてください。
ハクビシンを追い出してからやるべきこと
ハクビシンを追い出しても、それだけでは被害が完全に止まることはあまりありません。
追い出してからは、侵入経路を防がなければならないのです。
侵入経路を塞ぐことによって、ハクビシンが再び入り込むことがなくなります。
そして、ハクビシンが行動していた場所をキレイに清掃することも大切です。
ハクビシンのような野生で暮らす害獣は、さまざまなウイルスや細菌を保有しているおそれがあります。
参考:
外来種対策マニュアル 参考資料 ① アライグマ・ハクビシンに関する主な人獣共通感染症 – 東京都環境局
追い出すだけでは病原菌の不安が残るだけではなく、糞尿による衛生面の悪化も解決されていないので、清掃や消毒を行いましょう。
それぞれの作業のポイントをお伝えしていきます。
侵入経路を塞いで再侵入を予防するポイント
ハクビシンの再侵入を予防するには、どこから入り込むのかを特定しなければなりません。
ちょっとした隙間からもハクビシンは家に入り込むので、侵入口は多岐にわたります。
代表的な侵入口は、以下の通りです。
- 壁や屋根の穴
- 屋根が重なっている隙間
- 通風口(通気口)
- 床下にある隙間
このような場所を中心に、家のありとあらゆる場所で侵入口を探さなければなりません。
見つけた侵入口は、パンチングメタルや金網などで塞いでいきましょう。
ハクビシンの侵入経路については、以下の記事で詳しく書いているので参考にしてください。
巣を中心に清掃や消毒を行うポイント
追い出しと再侵入予防ができたら、巣を中心に清掃や消毒を行ってください。
ハクビシンは同じ場所に排泄するので、まずはそこから掃除していきます。
掃除の際には、マスクやゴム手袋をつけて、慎重に行うことが重要です。
糞尿に害虫が集まっていることもあるので、殺虫剤も使いながらホウキとチリトリを使ってキレイにしていきましょう。
最後は消毒し、消臭剤でニオイをなくします。
ハクビシン駆除は専門家に依頼するべき
ここまで、ハクビシンを追い出す方法や再侵入予防の方法、清掃の方法などについて見てきました。
ご自身でもある程度の対策はできますが、もうハクビシン被害に悩まされたくないのであれば専門家に駆除を依頼するべきです。
ハクビシンの侵入経路はひとつとは限らず、複数あることも珍しくありません。
ひとつでも侵入口が残っていたら、何度追い出しても家の中に戻ってきてしまいます。
その度にまた追い出して、侵入経路を特定するのは大変です。
専門家に依頼することによって、ハクビシンの徹底的な駆除を行ってもらえます。
駆除を後回しにしているとハクビシンが繁殖して増えていってしまうので、早めに専門家に相談してみてください。
ハクビシン駆除の専門家をお探しでしたら
ハクビシンの駆除業者をお探しでしたら、当社「ハウスプロテクト」にご相談ください!
害獣用線香やニオイによる追い出しは有効ですが、それだけでハクビシン被害を完全に解決するのは難しいです。
もう被害に遭わないためには、徹底的な再発予防が重要となります。
当社にお任せいただければ、ハクビシンの駆除や再侵入予防はもちろんのこと、糞尿の清掃・消毒など、幅広く対応させていただきます。
線香よりも効果の高いプロ仕様の燻煙剤で徹底的に追い出し、専用の薬剤で殺菌消毒や消臭を行うので安心して暮らせる環境をすぐに取り戻します。
24時間365日いつでもご相談をお受けできますし、最短即日30分で無料の現地調査に伺うことが可能です。
顧客満足度調査で三冠を達成したほか、Googleの口コミにおいても多数の高評価をいただいている自慢のサービスをぜひお試しください。
ハクビシンの被害にお悩みの方からのお問い合わせをお待ちしております。
ネズミ、イタチ、ハクビシン、アライグマ、コウモリなど、あらゆる屋内害獣に対応。
まずは被害状況をお聞かせください。
まとめ
一般的な仏事用の線香は、ハクビシンには効果が期待できません。
ハクビシンを退治したいなら、カプサイシンが含まれているような害獣用の線香を使用しましょう。
また、もしも線香でハクビシンがいなくなっても、再侵入を予防しなければ再び被害に遭う可能性が高いです。
ハクビシンの巣や行動範囲の清掃も必要となるので、まとめて業者に依頼することをオススメします。