東京23区にハクビシンは居る?生息地域や見つけたときの対処法について

みなさんは「ハクビシン」という動物をご存知でしょうか?

ハクビシンは知名度こそ低いものの、人家での被害例がよく聞かれる害獣です。

この記事は「家の中や近所でハクビシンらしき動物を見かけたが、本当にハクビシンか分からない」「住んでいる地域にそもそもハクビシンがいるのか分からない」という方に向けて、ハクビシンの生息地域などをまとめた記事になります。

タイトルに「東京23区」とありますが、東京23区以外にご在住の方も、ぜひご覧になってみてください。

ハクビシンとはどんな動物か?

ハクビシンは、ジャコウネコ科ハクビシン属の動物です。「ジャコウネコ科」の動物なので、姿はネコにも似ています。
低地から山地に見られますが、耕作地の近くや市街地などにもよく出没します。

ハクビシンは年中繁殖期ですが、基本的には年に1回の出産です。しかし寿命が10年以上と長く、また同時に初産年齢が早いため、大増殖が可能です。

環境省によって公表された「生態系被害防止外来種リスト」では、重点対策外来種として掲載されており、甚大な被害が予想されるため、対策の必要性が高い種であると位置づけられています。

ハクビシンの特徴について、下記に表にしてまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。

ハクビシンの特徴
頭胴長40〜70センチ
尾長40〜45センチ
体重3.6 〜6キログラム
食料雑食性(果物や植物を好む)

余談:「ハクビシンは外来種か在来種か」論争について

ハクビシンは、もともと日本にいた在来種なのか、それとも外来種なのかという議論が長く続いていました。

ハクビシンの生息が初めて記録されたのは 1943 年と、意外と遅めで近代に入ってからになります。古くは江戸時代にボルネオ島から持ち込まれた記録があり、戦時中にも毛皮用に輸入されていました。こうした状況から、外来種である可能性が高いと考えられてきました。

ただ、「江戸時代の書物にハクビシンが描かれていること」「日本のハクビシンは中国など海外に住む個体と比べてやや小さく、寒さに強いといった固有の特徴があること」といった根拠からから、在来種だと主張する一派もありました。

この議論ですが、最近になって遺伝子解析が行われ、日本のハクビシンは台湾などから入ってきた外来種であると結論づけられました。

ハクビシンの生息地域について

屋根裏や天井のシミ、雨漏りはハクビシンの糞尿が原因?今すぐ行うべき対策とは

ハクビシンの生息地域は、なんと、ほぼ日本の全地域に及びます。特に多い地域は、宮城県、福島県、中部、四国地方です。これらの地域にお住まいの方は、ハクビシンによる被害を特に警戒したほうがいいかもしれません。

また、最近では都心部にも出現するようになっています。

なぜ、東京23区でこのように増えてしまったのでしょうか?

その理由のうちの一つは、住宅街などに張り巡らされた電線が考えられます。

もともと郊外に住んでいたハクビシンは、餌を求めて電線を伝って行きました。

そうしてたどり着いた都心部は、天敵もおらず餌も見つけやすい、ハクビシンにとって非常に暮らしやすい場所だったのでしょう。

理由はひとつではないでしょうが、現在ハクビシンは都会でも見かけられるようになってきているので注意してください。

参考:
国立環境研究所侵入生物データベース

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ハクビシンを見分ける方法

ハクビシンはどんなニオイ?糞尿や死骸などの発生原因とその対策について

世界では様々なハクビシンの亜種が確認されていますが、日本に生息するハクビシンは、上記の写真のように、顔の中心に白い筋が入っています

この白い筋は非常に特徴的で、遠くからでも視認することができます。もし、見かけた動物にこのような特徴があれば、ハクビシンの可能性が極めて高いでしょう。

また、ハクビシンの鼻はピンク色で、尾は細長く、身体の2〜3分の1を占めるのも特徴的ですので、覚えておくと見分けるときに便利です。

ちなみに、ハクビシンはよくタヌキと間違えられることが多いですが、タヌキはイヌ科、ハクビシンはジャコウネコ科に分類されるので、遺伝子的には全く別の動物になります。見分ける際には、タヌキと間違えないように注意しましょう。

ハクビシンを見つけたらすぐに対策を

ハクビシンが身近にいるなら、早めの対策が必要です。

ハクビシン用駆除グッズで対策

ハクビシン用の忌避剤など、市販の駆除グッズで対策するという方法があります。こういった商品は、ハクビシンの嫌がる臭いや音、色合いなどで追い払うことを目的として作られた商品です。

1000円から5000円程度と比較的安価な商品が多く、またAmazonやホームセンターなどで気軽に買えるので、「まずはここから」と市販の駆除グッズから試される方は多いです。

ハクビシンの嫌がるにおいで対策

・ニンニク
・木酢液
・天敵のにおい
・灯油など、石油系のにおい
ハクビシンは、上記のにおいを苦手としているので、こうしたハクビシンの特性を利用して、ハクビシンを追い払う方法もあります。
例えば、ニンニクを潰したものや木酢液を穴の開けたペットボトル入れておくと、ハクビシンが嫌がります。こちらは、乾燥すると匂いが薄れるので、点検や交換が必要となってきます。
また、冬場に灯油式のストーブを使うご家庭であれば、残った灯油も有効活用できます。
残った灯油を布に染み込ませたり、直接コップなどの容器に入れて吊してみましょう。ただしこちらも減りが早いのと、火事の元になってしまう可能性があります。扱いには十分気をつけてください。

ハクビシン駆除専門業者に依頼

今まで、市販や自作のグッズなど自力で行う対策を紹介しましたが、これらの対策にはどうしても限界があります。

もちろん効果がないとは言いません。「適切な対処法」を選んで、対処法通りにしっかりと実現さえすれば、自ずと効果が出るでしょう。

ただ、その「適切な対処法」が何かを見極めるのが非常に難しいのです。ハクビシン被害への対策には、家の構造、地域、季節など様々な条件を分析し、臨機応変に対策を変えていく必要があります。

選んだ対処法が最適解でなかった場合、皆さんの貴重な時間とコストが無駄になってしまいます

厳しい侵入経路対策

また、ハクビシン駆除の過程の中には、「侵入経路対策」と言って、ハクビシンを撃退すると同時に、外からのハクビシンの侵入を防止し、再発を防ぐ対策を行う必要があります。この侵入経路対策を講じることこそ、かなりの難関なのです

ハクビシンの成獣は、おおむね8cmの隙間からなら通り抜けられます。特に、古い日本家屋などでは、通気性をよくするためにあえて隙間を空けていることも多いのです。ハクビシンの侵入経路対策を立てようと思うのなら、こういった隙間に全て気付かなければなりません。

参考:
農研機構|ハクビシンは狭い隙間から侵入できる

ハクビシン駆除専門業者に依頼すれば、面倒な侵入経路対策も、パターン化の難しい被害対策も、自力でなんとかする必要がなくなります

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