イタチの生息地はどこ?実は地域によってよく見かける種類が違うんです!

「イタチはどこにでも生息しているの?」
「日本でよく見かけるイタチは何種類いるのだろうか?」と、お考えではないでしょうか。

日本に生息しているイタチは、基本的にニホンイタチかチョウセンイタチの2種類で、それぞれ生息地が異なります。本記事では、ニホンイタチとチョウセンイタチの生息地や特徴、また間違えやすい害獣との見分け方など解説します。ぜひ、参考にしてください。

イタチの生息地はどこ?

ニホンイタチは主に本州・四国・九州に生息しています。一方チョウセンイタチは、西日本を中心に生息しているイタチです。

ニホンイタチとチョウセンイタチの特徴

ニホンイタチとチョウセンイタチの尻尾は、胴体に対する長さの比率が異なります。ニホンイタチは胴体の半分より短く、チョウセンイタチは胴体の半分より長いのが特徴です。尻尾の長さの比率をみると、イタチの種類が簡単に見分けられるでしょう。

ニホンイタチの特徴

ニホンイタチは、冬眠をせず年中活動しています。また活動時間も決まっていないため、屋外で見かけることも多いイタチです。それではニホンイタチの特徴を、表にまとめたのでチェックしてみましょう。

項 目特 徴
身体の色全身山吹色
顔の特徴おでこ中央から鼻先にかけて、濃褐色の斑紋がある
体長雄:12~37cm雌:16~25cm
尾長雄:12~16cm雌:7~9cm
体重雄:290~650g雌:115~175cm
生息環境主に平野部に生息しているが、西日本では山間部に生息している
繁殖期交尾期4~5月(九州では2月)
産仔数1~8匹(平均3~5匹)
食性カエル・ネズミ・鳥類・昆虫類・甲殻類・魚類

参考|ニホンイタチ|国立環境研究所

チョウセンイタチの特徴

チョウセンイタチは、温かい地域に生息しています。基本的に夜行性であり、家屋への被害を及ぼすのはこちらの、チョウセンイタチが多いと言われています。それではチョウセンイタチの特徴を、表にまとめたのでチェックしてみましょう。

項 目特 徴
身体の色冬は黄色が強い褐色で、夏には綿毛が抜けて暗めの色へと変化する
顔の特徴鼻・口・喉は白色で、目の周辺と胴体は褐色
体長雄:28~39cm雌:25~31cm
尾長雄:16~21cm雌:13~16cm
体重雄:650~820g雌:360~430g
生息環境産地や低地の農村周辺に生息している
繁殖期交尾期4~5月・育児期6~8月
産仔数5~6匹
食性カエル・ネズミ・鳥類・昆虫類・甲殻類・魚類・果実類

参考|チョウセンイタチ|国立環境研究所

近所にいるのがイタチではないことも!

「もしかしてイタチの仕業?」と思っていても、もしかしたらアライグマやテン、ハクビシンなど、他の害獣の可能性もあります。たとえば、暖かい地域を好むイタチは、北海道や東北などの寒い地域では生息していません。そのため、家の中で物音がしたり糞を見つけても、害獣の姿を確認出来ていない場合には、爪痕や足跡で判別してみるのもよいでしょう。

イタチの足跡ハクビシンの足跡
・5本の指がある
・肉球の位置が離れている
・足跡の大きさは2~3cm
・体重が軽く足跡は残りにくい
・5本の指がある
・前足の足跡の大きさは5cm
・後足の足跡の大きさは7~9cm
・木に登るときには爪痕を残す
アライグマの足跡テンの足跡
・5本の指がある
・前足は人間の子どものような形をしている
・鋭い爪を持っている
・小さめですが鋭い爪
・足跡の大きさは5~7cm
・5本の指がある
・イタチ科なのでイタチの足跡に似ている
・足跡の大きさは3~4cm
・後足の足跡は残りやすい

イタチとその他の動物の見分け方

イタチと似ている動物、「アライグマ」「テン」「ハクビシン」の特徴や生息地などを見ていきましょう。

テン

項 目特 徴
身体の色夏は褐色

冬は胸にオレンジ斑を持つ鮮やかな「キテン」と、灰褐色のままの「スステン」の2種類に分けられる。

身体の特徴体型が胴長で足が短い。そして尾は太く指の間には小さな水かき上の膜がある
体長雄:約45cm雌:約40cm
尾長雄:約25cm雌:約20cm
体重雄:約1.5㎏雌:約900g
生息地本州・四国・九州・淡路島・対馬
鳴き声通常の鳴き声「フィヤフィヤー」

威嚇する鳴き声「ギューウーギュギュ」

糞の特徴テンの糞は10㎜程度で水っぽく、動物の毛が混じっているのが特徴的

ハクビシン

項 目特 徴
身体の特徴タヌキに似ている風貌ですが、おでこから鼻にかけて白いラインが入っている。
体長約50~100cm
尾長約30cm以上
体重約3~4㎏
生息地大阪・鳥取・大分・沖縄を除く日本全国
鳴き声ハクビシンが喧嘩していときの泣き声「キーキー」
興奮してくると「キャンキャン」を激しく鳴く
最終的にハクビシンは、うなり声を出して威嚇する
糞の特徴ハクビシンは同じ場所に糞をする性質があります。
排泄物の大きさはわかりにくく、同じ場所に大量に糞をする。

 

 

アライグマ

項 目特 徴
身体の特徴アライグマは目の周りに、黒い斑点があり特徴的です。また、尾の毛は長く黒い横縞模様です。
体長約40~60cm
尾長約20~40cm
体重約4~10㎏
生息地秋田・高知・沖縄を除く日本全国
鳴き声「クルルル」「クックックッ」「キュー」「キュッキュッ」などのような、小刻みな鳴き声
糞の特徴直径が約2~3cm、長さ5~18cm

 

 

イタチなどの害獣が心配なら対策をしよう

「イタチや害獣が建物内に侵入したり、農作物などを荒らされたりしたらどうしよう」と害獣による被害が心配な方は、事前の対策をおすすめします。

侵入予防

近所でイタチを見かけるなどした場合には、イタチが建物内に侵入しないように予防をすることも重要です。イタチはネズミを捕食します。そのため、ネズミが建物内にいるかもしれない場合には、早めに駆除をしましょう。また、イタチのエサになるような生ごみをそのまま放置するのも厳禁です。

侵入予防にイタチが苦手とするニオイ(木酢液・クレゾール石鹸液・酢・漂白剤)を散布する方法。もしくは、市販の忌避剤を使用するのもおすすめです。

【燻製、漂白剤】イタチの苦手な臭いとは?効果抜群の忌避剤を紹介

追い出す方法

イタチを追い出すには、前述でお伝えしたニオイを使用する方法や、超音波装置を使用してイタチを撃退する方法もあります。しかし超音波は動物全般に聞こえます。そのためペットを飼われている場合、超音波を使用すると悪影響を及ぼす可能性も懸念されるので避けた方が無難です。さらに、お子さまや若い人の可聴域(超音波は聞こえる範囲)は広いので、超音波が聞こえることもあるため、注意をする必要があります。

イタチは、「鳥獣保護法」「狩猟法」により護られているため、無断で駆除や捕獲ができません。仮に、イタチを殺傷や捕獲をしてしまうと、1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金を科せられます。

【法律・行政への申請】イタチの捕獲や駆除に関する手続きについて解説

害獣の特定ができないならプロの駆除業者へ相談がおすすめ!

「建物内外にいる害獣が、イタチかどうかわからない」なら、プロの駆除業者に相談することをオススメします。なぜなら害獣が特定できない場合、侵入予防や追い出す方法を間違えると効果が期待できなくなるためです。

また害獣による被害は、時間が経つにつれて増大します。そのため、早急に対応することが重要となります。糞尿による衛生面や、害獣そのものに寄生している病原菌やウイルスなども心配です。さらに、断熱材を使って巣を作ったり、糞尿による木材が腐敗したりすると、建物自体が劣化してしまう恐れもあります。

当社ハウスプロテクトでは、24時間お問い合わせ対応が可能です。また、無料にて相談や現地調査を承ります。不安なことや相談などありましたら、お気軽にご連絡ください。

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