「イタチが身近にいるけれど、自分で市販の駆除剤で対応できないかな?」とお調べではないでしょうか。
イタチが出たときにまず考えるのが、「専門の駆除業者への依頼ではなく、市販の駆除剤での対応」だという方は多いと思います。
しかし、有効な駆除剤を適切に使わなければ、イタチには上手く対応できません。
そこで今回はイタチの駆除剤や対策グッズについて、イタチ駆除のプロが詳しく解説させていただきます。
イタチ被害は放置するとどんどん酷くなってしまいますので、早めに対応してスムーズに解決しましょう。
イタチに有効な駆除剤や対策グッズは?
それでは早速、イタチに有効な駆除剤や対策グッズについて見ていきましょう。
今回ご紹介させていただくのは、以下の駆除剤や対策グッズです。
- 忌避剤
- くん煙剤
- LEDライト
- 捕獲罠(トラップ)
それぞれがどのようなものなのかや、注意点などについて解説します。
忌避剤
1つ目にご紹介させていただくのは、忌避剤です。
忌避剤は、イタチの嫌がる成分によって、使用している場所に寄り付かせないようにします。
市販の忌避剤のなかには、封を開ければそれだけで使用できるものもあり、使用するのは簡単です。
忌避剤によって有効な範囲や細かな使い方は異なるので、購入の際には説明をよく読むようにしてください。
くん煙剤
2つ目にご紹介させていただくのは、くん煙剤です。
くん煙剤は煙によってイタチを追い出すものですが、忌避剤よりも使用に注意が必要となります。
どのような注意かというと、子供のイタチがいる場合には使わないほうが良いというものです。
もしも子供のイタチがいる場所でくん煙剤を使ってしまうと、子供イタチは上手く逃げ出すことができず死んでしまうかもしれません。
イタチを殺すのは鳥獣保護管理法で禁止されているので、子供がいる可能性があるならくん煙剤はやめておきましょう。
LEDライト
3つ目にご紹介させていただくのは、LEDライトです。
イタチは夜行性なので、明るいライトを設置することによって居心地が悪くなって出て行ってくれることがあります。
ライトにはいろいろありますが、白熱電球は点灯中に電球の温度が高くなるので火災のリスクがあり、オススメできません。
LEDライトを使用し、周囲には燃えやすいものを置かないようにしてイタチの追い出しを狙いましょう。
ホログラムシートやCDを使って光を反射させると、より効果が高まります。
▼イタチ駆除におけるLEDライトについては、以下の記事で詳しく書いておりますので参考にしてください。
捕獲罠(トラップ)
4つ目にご紹介させていただくのは、捕獲罠(トラップ)です。
イタチ対策として、罠を使って捕まえる人もいます。
しかし、イタチは鳥獣保護管理法で守られているので、勝手に捕獲することはできません。
許可を得ればオスのイタチは捕獲できますが、メスのイタチを捕獲することは許されていないのが現状です。
ご自身でイタチ駆除をしたい場合には、捕獲罠よりも忌避剤やLEDライトのようなオスにもメスにも効果のある方法をオススメします。
以上のようにいろいろな方法がありますが、確実に被害が解決するとは言い切れません。
もしも上手く駆除できない場合には、ぜひともプロである私たちにご相談ください!
ネズミ、イタチ、ハクビシン、アライグマ、コウモリなど、あらゆる屋内害獣に対応。
まずは被害状況をお聞かせください。
イタチの駆除に超音波や防獣ネットは効果がある?
イタチの駆除について調べていると、超音波発生装置や防獣ネットの名前を見るかもしれません。
これらはすでにご紹介した駆除グッズよりは、使い方が限定的になります。
それぞれについて、順番に見ていきましょう。
超音波
超音波はイタチを追い出すのにある程度の効果が見込めます。
しかし、イタチが超音波に慣れてくると効果がなくなるので要注意です。
また、イタチは音に弱い動物ではないので、効果がない個体もいます。
必ず効くというわけではないので、まずは先ほどまでにご紹介した駆除剤や対策グッズを試してみるのが良いでしょう。
▼イタチ駆除における超音波については、以下の記事で詳しく書いておりますので参考にしてください。
防獣ネット
防獣ネットは、イタチが特定の場所に入り込まないようにするのにある程度の効果が見込めます。
農作物がイタチによって荒らされる場合に設置する人が多いです。
イタチの駆除というよりは、被害予防の一環という観点で使うのが良いでしょう。
家の中でイタチ被害が起きているのであれば、侵入経路を特定してパンチングメタルや金網で封鎖することをオススメします。
駆除剤や対策グッズ以外のイタチ被害を抑えるコツ
駆除剤や対策グッズ以外にも、イタチ被害を抑えるコツがあります。
以下の2つを行うことで、イタチが寄ってくる確率を下げられるでしょう。
- エサになるものは見せない
- イタチの巣や糞尿は掃除する
特に1つ目は難しくないので、ぜひ意識してみてください。
それぞれについて、順番に解説します。
エサになるものは見せない
1つ目のコツは、エサになるものは見せないということです。
イタチは雑食なのでなんでも食べますが、ネズミや鳥、魚、虫というような動物性の食事を特に好みます。
住宅地では生ゴミを漁って食い荒らすこともあるので、要注意です。
生ゴミはフタ付きのゴミ箱に入れるというように無理のない範囲でエサとなるものを隠すようにしてください。
イタチの巣や糞尿は掃除する
2つ目のコツは、イタチの巣や糞尿は掃除するということです。
イタチの糞尿はマーキングの役割にもなっているといわれています。
マーキングとはナワバリを示す行為です。
イタチの糞尿のニオイはキツく、駆除剤や対策グッズで追い払っても糞尿のニオイが残っていると戻ってきやすくなります。
糞尿をキレイにする際にはゴム手袋やマスクを着用して、病原菌やウイルスに注意してください。
参考:
動物由来感染症 – 厚生労働省
イタチの本格的な駆除には侵入経路の封鎖が必要
ここまでさまざまな駆除剤や対策グッズ、イタチ被害を抑えるコツについてご紹介してきました。
しかし、それらを行うだけではイタチ被害をなくすことは難しいでしょう。
実は、イタチの本格的な駆除には侵入経路の封鎖が必要なのです。
家の中でイタチ被害が出ているなら、侵入経路を閉じなければ、何度追い出しても意味がないと考えてください。
イタチの侵入経路は多岐にわたりますが、たとえば以下のような場所が挙げられます。
- 屋根にある隙間
- 瓦と資材の隙間
- 軒下にある隙間
- 床下の換気口
- エアコンや室外機近くの壁穴
「こんなところから本当に入り込めるの?」という場所からもイタチは入るので、気をつけなければなりません。
▼イタチの侵入経路については、以下の記事で詳しく書いておりますので参考にしてください。
イタチ駆除の専門家をお探しでしたら
いろいろな駆除剤や対策グッズが存在するので、まずはご自身でイタチ駆除に挑戦する方も多いでしょう。
しかし、イタチの再侵入を予防するのは専門家でなければ非常に難しいです。
侵入経路を何度塞いでも、別の入り口が残っていると入り込まれてしまい、文字通りイタチごっこになってしまいます。
したがって、イタチが身近にいるなら害獣駆除の専門家に依頼するのがオススメです。
もしもイタチの駆除業者をお探しでしたら、当社「ハウスプロテクト」にご相談ください!
当社は顧客満足度調査で三冠を達成したほか、過去に駆除させていただいた方々によるGoogleの口コミにおいても多数の高評価をいただいております。
イタチはニオイを中心としたさまざまな被害をもたらし、放置しているとどんどん被害は拡大していくので早めの駆除が大切です。
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まずは被害状況をお聞かせください。
まとめ
市販の駆除剤や対策グッズでも、イタチを追い出すのにはある程度の効果が見られます。
しかし、追い出すだけではイタチ被害が再発する可能性が高いです。
「もうイタチ被害に遭いたくない」とお考えでしたら、侵入経路を封鎖しましょう。
侵入経路の封鎖をご自身で完璧に行うのは非常に難しいので、ぜひとも当社「ハウスプロテクト」にご相談ください。