「えっ、これって何の穴?」
庭や畑などの地面に見慣れない穴を見つけると、「何の動物が掘った穴?」と疑問に思いますよね。
結論からお伝えしますと、ネズミが土の中に巣を作っている可能性があります。
ネズミが土の中に巣を作っていた場合、そこを拠点に家屋へ侵入し、以下のような深刻な被害を引き起こす恐れがあります。
- 建材や電気コードの損傷
- 糞尿による悪臭と衛生環境の悪化
- 病原菌による感染症のリスク
またネズミ以外にも、モグラやイタチなどが穴を掘った可能性があります。
そこで本記事では、ネズミの巣穴かどうか確認する方法や動物ごとの穴の特徴と見分け方、具体的な対処法についてプロの目線で詳しく解説します。
「穴の正体がわからない」「自分で駆除できるか不安…」そんな場合は、プロの害獣駆除業者へ相談することも検討してみてください。
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ネズミの巣穴かどうか確認する方法
庭や畑に穴が掘られている場合、以下3つのネズミの痕跡があるか確認しましょう。
- ラットサイン(ネズミの通り道の痕跡)を確認する
- ネズミの糞が落ちている
- 悪臭がする
これらの痕跡がある場合、ネズミが穴を掘り、土の中で巣を作っている可能性があります。
以下では、ネズミの巣穴かどうか詳しく解説しますので、二次被害に遭いたくない方はぜひご確認ください。
ラットサイン(ネズミの通り道の痕跡)を確認する
ネズミは体が汚れやすく、移動する際に壁や床に黒い汚れを付着させます。
この汚れた痕跡は「ラットサイン」と呼ばれ、ネズミの存在を確認する最も確実な手がかりとなります。
ラットサインは以下のような場所で発見されることが多いです。
- 壁の隅や角
- 家具の裏側
- 配管やパイプの周辺
- 床と壁の境目
これらの場所で黒い擦れたような跡を発見した場合、ネズミの通り道になっている可能性が非常に高いといえるでしょう。
特に穴の周辺で「ラットサイン」が確認できれば、ネズミが掘った確率は格段に上がります。
ネズミの糞が落ちている
ネズミの巣穴やその周辺には、黒い糞や尿の跡が残ります。
また巣穴の周辺に、4ミリから20ミリ程度のポロポロした小さい糞が落ちている場合、ネズミが穴を掘った可能性が高いです。
なぜなら、ネズミの排泄物には、多くの病原菌やウイルスが含まれているため、感染するリスクがあります。
ネズミのフンから感染する可能性がある病気としては、以下のものが挙げられます。
病気 | 症状 |
サルモネラ症 | 腹痛、下痢、嘔吐などの症状が出ます |
レプトスピラ症 (ワイル病) | 発熱、頭痛、黄疸などの症状が出ます。重症化すると腎不全や死亡に至ることもあります |
ハンタウイルス肺症候群 | 発熱、筋肉痛、咳などの症状が出ます。重症化すると呼吸不全や死亡に至ることもあります |
E型肝炎 | 肝機能障害や肝炎を引き起こす |
腎症候性出血熱 | 発熱、出血、腎障害を引き起こす |
参考:
ねずみが与える被害
このようなリスクがあるため、庭や地面に穴付近に糞らしきものがあっても、直接触らないようにしましょう。
ネズミの糞の特徴や処理方法、危険性など詳しく知りたい方はこちら>>
悪臭がする
庭や畑などの穴から悪臭が発生している場合、ネズミが土の中で巣を作っている可能性が高いです。
なぜなら、ネズミは巣穴やその周辺に糞尿を排泄するからです。
そんなネズミの糞尿による悪臭は非常に強烈で、以下のような被害をもたらします。
- 睡眠障害や不眠症
- 精神的ストレス・イライラ
- ダニ・ノミ・ハエなどの害虫発生
- アレルギーや皮膚炎の誘発
また悪臭が原因で近隣住民とのトラブルに発展し、損害賠償を求められるケースもあるほどです。
これらにあてはまる方はもちろん、ネズミかどうか確信がもてない方も、まずはプロの害獣駆除業者に相談することをおすすめします。
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庭や畑に穴を掘る動物の種類
庭や畑の地面に穴がある場合、以下の動物が掘った可能性があります。
- ネズミ
- モグラ
- イタチ
- ヘビ
これらの動物が掘る穴の特徴は異なるため、正確に判断し対処しましょう!
以下で動物ごとの穴の特徴を詳しく解説します。
ネズミの穴の特徴
ネズミが掘る穴は、直径5〜10cm程度で、地面から浅く掘られている特徴があります。
またネズミは紙類や布類、枯れ葉などを穴の中に持ち込んで巣を形成します。
巣穴を放置すると、ネズミがそこを拠点として家屋に侵入し、以下のような被害を引き起こす恐れがあります。
- 電気ケーブルの損傷
- 食品の汚染
- 衛生環境の悪化
これらの二次被害を防ぐためにも、穴を発見した際はネズミによるものかどうかを正確に判断することが重要です。
「3章」では、穴を掘った動物がネズミかどうか確かめる方法を詳しく解説しています。
モグラの穴の特徴
モグラの穴には以下の2つの特徴があります。
- 穴の横の土が盛り上がっている
- 穴の周辺の土に凹凸がある
モグラは発達した前足で土を掘り進み、不要な土は体の後ろや脇へ押しやります。
芝生にモグラがいる場合に見られる穴の周辺の凹凸も、モグラが不要な土を地上に押し出した「モグラ塚」です。
芝生の下にトンネルがある場合、その上を歩くと、次のような特徴があります。
- ふわふわとした感触がある
- 足が沈み込むような感覚がある
もし、ご自宅の芝生にこのような不自然な盛り上がりやへこみ、土の山が見られたら、それはモグラの活動の痕跡である可能性が高いでしょう。
ちなみに自力でモグラを駆除するのは難しいため、まずはプロの害獣駆除業者へ相談することをおすすめします。
イタチの穴の特徴
イタチもモグラ同様に複数の穴をあちこちに掘ります。
穴の特徴は、直径5~8cm程度の縦長の穴で出入り口が狭い場合が多いです。
もし、皆さんの庭に穴がいくつも空いていたら、イタチの仕業である可能性が高いです。
こちらの記事では、イタチが掘る穴の特徴と家に侵入した場合の被害や対策を解説していますので参考にしてみてください。
ヘビの穴の特徴
ヘビが掘る穴は直径4cm程度で、土は浅く掘られています。
そんなヘビは冬眠のために穴を掘り、春になると穴から出て活動を始めます。
穴で生活するのは冬の間だけなので、冬に掘られた穴であれば、ヘビの可能性を疑ってみるべきでしょう。
以上のように、さまざまな動物が庭や畑の地面に穴を掘るため、どの動物が穴を掘ったのかわからない方も多いでしょう。
実際、専門知識なしに動物を特定するのは困難です。また間違った対処法を続けても効果が得られず、被害が拡大する危険性があります。
そのため、庭や畑で原因不明の穴を発見した際は、まずは一度、プロの害獣駆除業者へ相談することをおすすめします。
累計10,000件以上の駆除実績がある「ハウスプロテクト」では、専門スタッフが庭や畑に穴を掘った動物の特定を無料でサポートいたしますので、まずはお気軽にご相談ください。
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ネズミの巣穴を放置した場合の被害について
「庭や畑に穴が掘られているだけだし…」とネズミの被害を放置してはいけません。
なぜなら、ネズミの巣や穴を放置した場合、家の中へ侵入された結果、下記のような被害を引き起こす可能性があるからです。
- 物がかじられる
- 健康被害が生じる
これらの手口と被害の大きさを以下にて解説します。
物がかじられる
庭や畑にあるネズミの巣穴をそのまま放置した場合、そこを拠点にし家の中に侵入してくる可能性が高くなります。
なぜなら、ネズミは1センチの隙間があれば、通り抜けることができるからです。
屋根裏や壁の中に侵入したネズミは、食料や家具、家の柱、電気コードなど、ありとあらゆるものをかじります。
ネズミがかじるもの | 対象物 |
食べ物類 | パン、お米、穀物類、果物、野菜、お菓子、調味料、ペットフード |
建材・建物関連 | 木材(柱、梁、床板)、断熱材(グラスウール、発泡スチロール系)、壁材(石膏ボード、コンクリート)、屋根材、配管(ビニール管、ゴム管) |
電気設備 | 電線・ケーブル(電気配線、LANケーブル、電話線)、電気機器のコード(家電製品の電源コード)、制御盤内の配線 |
家具・日用品 | 木製家具(タンス、テーブル、椅子)、ソファ(クッション材・布地)、布団・寝具(マットレス、枕、毛布)、カーテン、衣類(天然繊維)、紙類(新聞紙、雑誌、段ボール、ティッシュペーパー) |
その他の材料 | 金属(アルミニウム、薄い鉄板)、プラスチック製品、ゴム製品、接着剤や塗料 |
配電盤やケーブルをかじり、漏電やショートを起こし、ホコリやゴミに引火して「火災」に至るケースも多くあるので決して放置してはいけません。
参考:
ネズミが配線をかじって漏電し火事に ネズミ被害の対策を聞く
また家具や家の柱などをネズミにかじられた場合は、高額な修繕費もかかってしまいます。
健康被害が生じる
野生のネズミは、以下のように危険な病原菌を保有するおそれがあります。
- サルモネラ菌
- レプトスピラ菌
- ハンタウイルス
そのため、かじられた食べ物は決して口にせず、必ず処分しましょう。
また、野生のネズミはノミやダニといった害虫も運んでくる可能性があります。
参考:
「東京都ねずみ防除指針」被害の実態(平成17年2月発行)- 東京都福祉保健局
さらに、ネズミはどこでも糞尿をまき散らすため、どんなに家を清潔にしていても、駆除しないかぎり不衛生な空間になってしまいます。
その他、夜行性のネズミが夜中に走り回ることで、「足音が気になって眠れない!」という声もよく聞きます。
慢性的な睡眠不足は、健康被害の原因となるため早急に対処しなければなりません。
庭や畑に穴を掘ったネズミの種類を見分ける方法
庭や畑などに穴を掘った動物がネズミだった場合、主に次の2種類が挙げられます。
- ドブネズミ
- ハツカネズミ
そんな「ドブネズミ」と「ハツカネズミ」のフンを見分ける方法は以下のとおりです。
ネズミの種類 | フンの特徴 |
ドブネズミ | 10mm〜20mm程度で、太い形が特徴的 |
ハツカネズミ | 4mm〜7mmと米粒のような形が特徴的 |
自分でできるネズミ対策の方法
ネズミの痕跡を見つけたら、一刻も早く対策を始めるべきです。
ご自身でできる対策としては、大きく分けて、以下の方法となります。
- 追い出す
- 捕獲・駆除する
ただし、これらはあくまで一時的な対策です。
ネズミ被害の根本的に解決するには、家屋への侵入経路をすべて特定し、完全に塞がなければなりません。
忌避剤やニオイを使って「追い出す」
この方法は、ネズミを傷つけずに家から追い出したい場合に有効です。
忌避剤(きひざい)を活用する
市販の忌避剤には様々なタイプがあり、用途に応じて使い分けるのが効果的です。
忌避剤の種類 | 使い方 |
スプレータイプ | ネズミの通り道であるラットサインや巣穴の周辺に直接噴射します。即効性が高い反面、効果の持続時間は短い傾向があるため、こまめな使用が必要です。 |
くん煙剤 | 部屋の隅々まで煙を行き渡らせることで、天井裏や壁の隙間など、見えない場所に隠れているネズミを追い出す効果が期待できます。ただし、使用中は部屋を密閉し、ペットや植物を室外へ移動させるほか、火災報知器にカバーをかけるなどの準備が必要です。 |
設置タイプ | 固形やジェル状の忌避剤をネズミの通り道に置くタイプです。効果が長期間持続しますが、追い出すまでに時間がかかる場合があります。 |
ネズミが嫌うニオイを置く
ネズミは非常に嗅覚が優れているため、特定のニオイを強く嫌います。
ニオイの種類 | 使い方 |
ハッカ油・ミント | 人間には爽やかな香りですが、ネズミにとっては強烈な刺激臭です。コットンや布に数滴染み込ませ、巣穴の近くや通り道に複数設置しましょう。 |
唐辛子・ワサビ | カプサイシンなどの刺激成分を利用します。ただし、小さなお子様やペットが誤って口にしないよう、設置場所には十分な注意が必要です。 |
追い出す対策だけでは、忌避剤の効果が薄れた頃にネズミが戻ってきてしまう可能性が非常に高いです。
そのため、あくまで一時的な対策に過ぎないので注意しましょう。
② 罠や毒餌を使って「捕獲・駆除する」
被害が深刻で、確実に数を減らしたい場合に用いられる方法です。
ただし、死骸の処理が必ず伴うことを覚悟しておく必要があります。
粘着シート
ネズミが通りそうな場所に広げて置くだけなので手軽です。
しかし、捕獲されたネズミが暴れて鳴き声をあげることがあり、精神的な負担が大きいかもしれません。
また、ホコリや水分で粘着力が弱まるため、定期的な交換が求められます。
捕獲器(カゴ罠)
ネズミを生きたまま捕獲します。
殺処分に抵抗がある場合に選択されますが、捕獲後のネズミの処分方法をあらかじめ考えておく必要があります。
ご自身での処分が難しい場合は、この方法は避けるべきでしょう。
毒餌(殺鼠剤)
ネズミに食べさせて駆除するため効果は高いです。
しかし、ネズミがどこで死ぬか分からないという大きな欠点があります。
もし天井裏や壁の中など、手の届かない場所で死骸が腐敗した場合、強烈な悪臭やウジ・ハエといった二次被害を引き起こし、状況をさらに悪化させるリスクがあります。
以上のように、どの方法を選んだ場合でもネズミの死骸処理は避けれません。
またネズミの死骸やフンには、感染症を引き起こす病原菌や人を刺すイエダニなどが付着している危険性が極めて高いです。そのため、処理の際は、必ずゴム手袋とマスクを着用し、絶対に素手で触らないようにしてください。
このように、ご自身での対策には様々な手間やリスクが伴います。
特に死骸の処理や見えない場所での腐敗リスクを考えると、安易に駆除することはおすすめできません。
ネズミ駆除はなぜ難しい?プロの業者をおすすめする理由
自力でネズミを駆除する場合、ネズミを追い出したあとに、侵入経路を特定し、塞ぐ必要があります。
しかし、ネズミの侵入口は、以下のように多岐にわたるため、専門業者でないと特定できないことがほとんどです。
- 家の隙間や穴
- 床下の通気口
- 配管周り
- 屋根や壁の隙間
- 雨戸の戸袋
- エアコン導入部
- 換気扇
- 玄関のわずかな隙間
またネズミは、わずか1センチほどの隙間があれば、難なく通り抜けるため、うまく塞ぐことができないと被害の再発に悩まされ続けるでしょう。
以上のように、ネズミ駆除はご自宅の構造を加味したうえで、対策しないと被害が再発し続けます。
また間違った対策を続けると、火災の発生や病原菌の感染など、さまざまな被害を引き起こしかねません。
そのため、ご自身で駆除する前に、まずはプロの害獣駆除業者に相談し、アドバイスを受けることをおすすめします。
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【Q&A】ネズミの巣穴によくある質問
こちらでは、ネズミの巣穴によくある質問をまとめました。
- ネズミの穴は自分で塞げますか?
- ネズミが掘った穴はどのようになっていますか?
- ネズミは穴を掘りますか?
- ネズミ駆除はいつプロに頼むべき?
- ネズミ駆除の費用相場は?
同じ疑問をお持ちの方はもちろん、似た質問をお持ちの方はぜひご参考ください
以下で詳しく見ていきましょう。
ネズミの穴は自分で塞げますか?
A. ご自身で穴を塞ぐこと自体は可能ですが、それはあくまで応急処置に過ぎず、根本的な解決にはなりません。
ネズミ被害の完全な解決を目指すのであれば、専門業者への依頼を強く推奨します。
その理由は以下の3つです。
- 侵入経路は無数にあるから
- 塞ぐ材料と方法を間違えると意味がないから
- ネズミの閉じ込めリスクがあるから
以上の理由から、安易にご自身で穴を塞ぐことは状況を悪化させるリスクも伴います。
完全な駆除と再発防止のためには、専門業者による「追い出し・駆除」と「侵入経路の完全封鎖」をセットで行うことが不可欠です。
ネズミが掘った穴はどのようになっていますか?
A. ネズミが掘った穴には、他の動物の穴とは異なるいくつかの特徴があります。
そんなネズミが掘った穴の特徴は以下のとおりです。
ネズミが掘った穴の特徴 | 詳細 |
穴の大きさと形 | 直径は5〜10cm程度で、ドブネズミなど体の大きなネズミが掘ったものが多いです。モグラの穴と比べると、入り口周辺の土の盛り上がりはほとんどなく、比較的平坦なのが特徴です。 |
周辺の痕跡 | 穴の周りには、掘り出した新しい土がパラパラと散乱しています。また、出入りの際にネズミの体についた汚れが付着し、穴の入り口が黒く擦れたようになっていることが多く、これは非常に有力な判断材料となります。 |
穴の内部 | 巣として利用している場合、内部にビニール片や布、落ち葉といった巣の材料を引き込んでいることがあります。穴は地中深くまで続くというよりは、建物の基礎下やコンクリートの隙間など、安全な場所へと繋がる通路になっていることがほとんどです。 |
これらの特徴が複数当てはまる場合、その穴はネズミが掘った可能性が極めて高いと言えるでしょう。
ネズミは穴を掘りますか?
A. はい、特に「ドブネズミ」は地面に穴を掘り、巣を作る習性があります。
日本で家屋に被害を及ぼすネズミは主に3種類いますが、穴を掘るかどうかは種類によって異なります。
ネズミの種類 | 特徴 |
ドブネズミ | 湿った環境を好み、泳ぎも得意です。そのため、床下や庭、排水管の周辺、川べりの土手などにトンネル状の巣穴を掘って生活します。庭や畑で発見されるネズミの穴は、その多くがドブネズミによるものです。 |
クマネズミ | 高い場所に登るのが得意で、警戒心が強いネズミです。地面に穴を掘ることはほとんどなく、建物の壁の中や天井裏、ビルの高層階などに断熱材などを集めて巣を作ります。 |
ハツカネズミ | 体が小さく、乾燥した場所を好みます。田畑やその周辺の物置、倉庫の隅などで地面に浅い穴を掘ることもありますが、ドブネズミほど本格的な巣穴ではありません。 |
このように、庭や家の周りで穴が見つかった場合は、主にドブネズミの存在を疑うべきでしょう。
ネズミ駆除はいつプロに頼むべき?
A. 結論から申し上げますと、フン、足音、かじり跡などネズミの痕跡を一つでも発見した時点で、できるだけ早く専門業者に相談しましょう。
特に以下のような状況では、迷わずプロに相談してください。
- 天井裏や壁の中から、夜中に物音が聞こえる
- フンを頻繁に見かけるようになった
- 市販の駆除グッズを試したが、効果が見られない
- 小さなお子様やペットがおり、衛生面での健康被害が心配
ネズミは繁殖力が非常に強く、放置すれば、あっという間に数が増え、被害が深刻化します。
被害が拡大するほど駆除の難易度が上がり、費用も高くなる傾向があるため、早く対策しなければなりません。
ネズミ駆除の費用相場は?
A. ネズミ駆除の費用は、被害状況、建物の広さや構造、作業内容によって大きく変動します。
あくまで一般的な目安ですが、建物全体の徹底した駆除と侵入経路の封鎖まで行う場合、10万円~30万円程度が相場となります。
費用の内訳には、調査費、駆除作業費、侵入経路の封鎖工事費、フンの清掃・消毒費、再発保証などが含まれます。
正確な費用を知るためには、複数の業者から無料の現地調査と見積もりを取り、作業内容や保証期間を十分に比較検討することが非常に重要です。
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まとめ
本記事では、庭や畑にできる謎の穴の正体と、それがネズミだった場合の危険性、そして具体的な対処法について詳しく解説してきました。
穴の周りに黒い汚れ(ラットサイン)やフン、アンモニア臭があれば、ネズミがいるサインです。
「庭の穴だけだから」と放置すると、そこを拠点にネズミが家の中へ侵入し、電気コードをかじって火災を引き起こしたり、病原菌をまき散らしたりと、深刻な二次被害につながる危険性があります。
ご自身でできる対策はあくまで一時的な応急処置ですので、ネズミの侵入経路をすべて見つけ出し、完全に封鎖するには、専門的な知識と技術が不可欠です。
中途半端な対策は、被害の再発や悪化を招きかねません。
「もしかしたらネズミかも…」「自分で駆除するのは、やっぱり不安…」そう感じた時が、専門業者に相談する最適なタイミングです。
被害が小さいうちに対処することで、結果的に駆除にかかる費用と時間を最小限に抑えることに繋がります。
安心して過ごせる日常を取り戻すためにも、まずは一度、プロの無料相談や現地調査を活用してみてはいかがでしょうか。
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