「身近にハクビシンがいるけれど、ハーブのニオイでどこかに行ってくれないかな?」とお調べではないでしょうか。
ハクビシンは嗅覚が鋭い動物なので、ニオイに注目して追い出しを考えるのは間違っていません。
しかし、ハーブだけで撃退するのは難しいので、他の対策や被害の予防法も知っておくべきです。
この記事ではハクビシンの追い出しにおけるハーブの有効性や、ハクビシンが身近にいるときに行うと良いことをご紹介させていただきます。
食い荒らしや騒音、悪臭などハクビシンによる被害は幅広いので、早めに適切な対応をして快適な暮らしを取り戻しましょう。
ハクビシンをハーブで駆除するのは難しい
ハクビシンをハーブで駆除するのは難しいです。
嗅覚が鋭いハクビシンには、ハーブの香りで追い出すような製品も市販されています。
しかし、ニオイによる対策は効果が持続する時間が短いです。
常にニオイを出し続けるのは大変ですし、必ず効果があるとは言い切れないので、ハーブだけに頼るのはリスクがあるといえるでしょう。
ハクビシンが嫌がるニオイは?
ハクビシンが嫌がるニオイには、以下のようなものがあります。
- ニンニク
- トウガラシ
- 木酢液
- 石油
このように刺激の強いニオイや、身に危険を感じるようなニオイを嫌う傾向にあります。
▼ハクビシンの嫌いなニオイについては、以下の記事で詳しく書いていますので参考にしてください。
ハクビシンに有効なハーブ以外の駆除方法
ハクビシンには、ハーブのニオイ以外の追い出し方法もいろいろ存在しています。
代表的な駆除方法は、以下の2つです。
- 超音波を使う
- 激臭シートを使う
どちらも市販の製品があるので、実践するのは難しくありません。
それぞれの方法について、詳しく見ていきましょう。
超音波を使う
1つ目の方法は、超音波を使うというものです。
超音波を発することで、ハクビシンがいなくなる可能性があります。
しかし、ハクビシンは超音波に慣れてしまうこともあり、永続的な効果は期待できません。
▼超音波のハクビシンへの有効性については、以下の記事で詳しく書いていますので参考にしてください。
激臭シートを使う
2つ目の方法は、激臭シートを使うというものです。
激臭シートはハクビシンの嫌がるニオイや色によって、ハクビシンを設置したエリアに寄り付かせないようにします。
しかし、必ずハクビシンが遠くに行くというわけではないので、家の中に被害が出ているなら再び家に入らないように根本的な対策が必要です。
▼激臭シートのハクビシンへの有効性については、以下の記事で詳しく書いていますので参考にしてください。
以上のような対策はありますが、ハクビシンの駆除は簡単ではありません。
上手くいかないようでしたら、お気軽にご相談ください!
ネズミ、イタチ、ハクビシン、アライグマ、コウモリなど、あらゆる屋内害獣に対応。
まずは被害状況をお聞かせください。
ハクビシンを寄せ付けないためのポイント
ハクビシンを遠ざけても、ハクビシンが好む環境のままだとまた戻ってくる可能性は高いです。
以下のような寄せ付けないためのコツを押さえておきましょう。
- エサになるものを見せない
- 見通しを良くして隠れさせない
どれも日頃から意識しておくことで、ハクビシンとの遭遇率を下げることが可能です。
それぞれのポイントについて、順番にご説明させていただきます。
エサになるものを見せない
1つ目のポイントは、エサになるものを見せないことです。
ハクビシンは雑食なので、なんでも食べます。
たとえば生ゴミを中が見える状態で放置しておくと、中身が荒らされてしまうことも多いです。
また、果物や野菜を育てているなら、食い荒らされることもあります。
エサになるものは極力見せないように対策してください。
見通しを良くして隠れさせない
2つ目のポイントは、見通しを良くして隠れさせないことです。
ハクビシンは臆病で警戒心が強いので、雑草や落ち葉などに隠れられる環境を好みます。
したがって、家の周辺の草木を整えて見通しを良くすることで、ハクビシンの居心地が悪い環境にすることができるでしょう。
ハクビシンを追い出したら行うべきこと
もうハクビシンによる被害に遭いたくないのであれば、以下のことも行うのが良いです。
- 再侵入予防
- 掃除や消毒
これらは先ほどのハクビシンを寄せ付けないためのポイントよりも、難易度が高いです。
しかし、上に挙げた2つのことを行わなければ被害が再発しやすく、根本的にはハクビシン被害を解決できたとは言えません。
それぞれどのようなことを行うべきなのか、確認していきましょう。
再侵入予防
ハクビシンを追い出したら、再侵入を予防しなければなりません。
せっかくハクビシンを追い出しても、それだけではまたハクビシンは戻ってきてしまいます。
もう入り込まれないようにするためには、侵入経路を塞がなければならないのです。
ハクビシンは家のいろいろなところから侵入し、その場所は多岐にわたります。
代表的な侵入経路は、以下のような場所です。
- 壁にある隙間
- 屋根の穴
- 屋根が重なっている隙間
- 通風口・通気口
- 床下の隙間
他にもさまざまな入り口が考えられるので、侵入経路の封鎖に難しさを感じたら早めに害獣駆除業者に相談しましょう。
ちなみに、封鎖の際はパンチングメタルや金網、パテなどがよく使われます。
▼ハクビシンの侵入経路については、以下の記事で詳しく書いていますので参考にしてください。
掃除や消毒
ハクビシンがいなくなったら、行動範囲にされていた場所の掃除や消毒も行いましょう。
野生生物であるハクビシンは、さまざまな病原菌やウイルスを保有しています。
ハクビシンがいなくなってからも巣や排泄場所を中心に、病原菌やウイルスが残っているかもしれません。
参考:
外来種対策マニュアル 参考資料 ① アライグマ・ハクビシンに関する主な人獣共通感染症 – 東京都環境局
せっかく駆除しても病気になってしまうリスクが残ったままなのは危険なので、キレイにしたほうが良いでしょう。
ただし、掃除中はゴーグルやマスク、ゴム手袋をつけるといった対策が必要です。
ハクビシン駆除を自分で行うのは難しい
ここまでハーブによる追い出しを中心に、いろいろなハクビシン対策をご紹介させていただきました。
「自分で駆除しよう」とお考えの方もいらっしゃるとは思いますが、ハクビシン駆除を自分で行うのは非常に難しいです。
ハーブのようなニオイによる追い出しは、短期間しか効果を感じられません。
また、侵入経路を塞いだと思っていても、すべての侵入経路が塞げておらず再侵入を許してしまうケースも多いです。
せっかく頑張って追い出して、家の環境を整えたとしても、またハクビシンが戻ってくることはよくあります。
害獣駆除業者に依頼して、再発予防や清掃まで含めた幅広い駆除を行なってもらうべきです。
ハクビシン駆除業者をお探しでしたら
ハクビシンの駆除業者をお探しでしたら、当社「ハウスプロテクト」にご相談ください!
ハーブのようなニオイ対策だけでハクビシン被害を完全に解決するのは不可能と言っても良いくらい難しいです。
ニオイや超音波などでハクビシンを追い出したら、侵入経路の封鎖と清掃を行いましょう。
当社にお任せいただければ、ハクビシン被害が再発しないようにさまざまな駆除を幅広く対応させていただきます。
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まずは被害状況をお聞かせください。
まとめ
ハクビシンはハーブのニオイを嫌がりますが、ハーブだけで駆除するのは難しいです。
ニオイによる追い出しはこまめに行わなければ、すぐに効果が薄れてしまいます。
また、もしもハーブなどのニオイによってハクビシンがどこかに行っても、侵入経路を塞いで根本的な対策をしなければ意味がないです。
清掃や消毒とあわせて、専門の駆除業者に依頼しましょう。
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