アライグマのトラップに免許は必要?効果的な駆除方法も解説!

「アライグマ被害に悩まされていて困っている」
「アライグマをトラップで捕獲し、駆除したい」

という方はいないでしょうか?本記事は、トラップを使って自分でアライグマを捕まえたい方のための記事です。

トラップによりアライグマを捕獲するには、免許や捕まえる手順、処理方法など、知っておくべきことがたくさんあり、適切な知識を持ったうえで捕獲に臨む必要があります。

そこで本記事では、アライグマをトラップで捕獲するうえでの免許の必要性や効果的な駆除方法を解説します。

トラップのことをよく知って、アライグマの被害に悩まされない生活を送れるようにしましょう。

アライグマのトラップには免許が必要

アライグマを捕獲するトラップを仕掛けるには、狩猟免許の1つである「わな猟免許」が必要です。

アライグマのトラップに免許が必要な理由

アライグマ対策のためにトラップを仕掛けるのに免許が必要な理由は2つあります。

1つ目の理由は、鳥獣保護法によって、アライグマの捕獲は原則として禁止されているからです。鳥獣保護法は、生物の多様性確保や、農林水産業の健全な発展を目的として、鳥獣の捕獲を禁止している法律です。したがって、アライグマの被害に遭っているからといって、むやみやたらにアライグマを捕まえてはいけないことになっています。

2つ目の理由は、トラップの使用には一定の専門知識が必要だからです。トラップを仕掛けると、ペットや人間の子供、野良猫のようなアライグマ以外の動物などが引っかかることもあります。そのような場合に致命傷を負わせてしまうおそれもあるので、安全にトラップを仕掛ける知識が必要となるのです。

わな猟免許とは

わな猟免許とは、罠が狩猟に使用できるか否かを判断したり、捕獲可能な状態に罠を組み立てられることを保証する免許です。これは、箱罠やくくり罠などを扱える免許であり、この免許があれば、合法的にアライグマを捕まえられます。

ですが、わな猟免許を取るには、以下の3つ全ての試験に合格する必要があります

知識試験(筆記試験)

知識試験では、狩猟に関する法令や、鳥獣に関する知識、鳥獣の保護や管理に関する知識、猟具に関する知識を問う問題が出題されます。3択問題に70%以上正解すれば合格となります。

適性試験

適性試験とは、視力・聴力・運動能力の試験です。

視力試験では、両眼が0.5以上である必要があります。聴力試験では、10メートルの距離で90デシベルの警音器の音が聞こえることが合格条件です。

そして運動能力の試験では、四肢の屈伸・挙手・手指の運動が可能である必要があります。

技能試験

技能試験で行うのは、鳥獣判別と猟具の取り扱いの2つです。

鳥獣判別では、狩猟鳥獣と非狩猟鳥獣の16種類を区別します。一方、猟具の取り扱いでは、使用可能な猟具と使用禁止の猟具を判別し、使用可能な猟具1つを捕獲可能な状態に組み立てることが求められます。

技能試験は70%以上の得点を取ると合格です。

以上のように、わな猟免許の取得には3つの試験が科せられるため、アライグマを捕まえるためだけにわな猟免許を取得する人は滅多にいないでしょう。取得に手間も費用も掛かるので、わざわざ取得することはおすすめできません。

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アライグマをトラップで捕まえる手順

アライグマをトラップで捕まえる手順は、次の通りです。

  1. 免許を取得する
  2. トラップを用意する
  3. 適切な場所にトラップを仕掛ける
  4. 1日1回はトラップの様子を調べる
  5. アライグマをトラップで捕獲できる

このうち、④で1日1回トラップの様子を調べると聞いて、面倒に感じた方も多いかもしれません。

ですが、トラップを仕掛けても、アライグマ以外の動物が掛かってしまうこともあります。そうした際には、その動物を逃がしてやらないと、せっかくのトラップがアライグマを捕まえるために機能しなくなってしまいます。

また、アライグマが引っかかっていた場合も、捕獲してから長時間放置すれば、アライグマを衰弱させてしまうため、最低でも1日1回は様子を確認する必要があるのです。

トラップにかかったアライグマの処理方法

トラップにかかったアライグマの処理方法は、自治体に連絡して処分してもらうことです。

アライグマ対策において一番大変なのは、捕獲したアライグマの殺処分であるという意見もあります。害獣とはいえ、生きている動物を殺すのには誰しも抵抗を感じるからです。

そもそも、鳥獣保護法でアライグマを傷つけることは禁止されているため、アライグマの捕獲後は自治体に連絡して処分をお願いしましょう。

アライグマをトラップで完全に駆除するのは個人では難しい

このように、アライグマをトラップで捕獲するのには免許が必要であるうえに、実は、アライグマをトラップで完全に駆除するのは個人では難しいと言われています。

なぜなら、トラップが上手く発動して数匹のアライグマを捕まえても、被害が再発することも多いからです。

そもそも、アライグマがいるのは、アライグマにとって心地の良い条件が整っているからです。たとえば、家の近くにアライグマの餌になるものが豊富にあったり、侵入経路が開いていたりといった状況では、アライグマが集まりやすくなります。

こうした場合、トラップによって数匹のアライグマを捕獲しても、他のアライグマが現れ続ける可能性があり、手間が掛かるだけでオススメできません。トラップ以外の方法も用いて総合的なアライグマ対策を行う必要があるのです。

自力で行えるアライグマ対策

それでは、総合的なアライグマ対策を行ううえで、自力で行えるアライグマ対策には何があるのかというと、代表的なものは3つあります。

忌避剤

1つ目は忌避剤です。

これは、アライグマが嫌がるニオイや成分を用いて、アライグマが近寄りたくなくなる環境を作るものです。

アライグマの忌避剤で代表的なのは、木酢液でしょう。木酢液とは木炭を作る時に出てくる煙を冷やして出来る液体です。山火事を連想させるニオイがするため、アライグマを本能的に逃げ出させる働きがあります。

他にも、アライグマの天敵である狼のニオイを用いた忌避剤もあります。アライグマはニオイに頼って生きているため、アライグマを追い払う効果が期待できるのです。

ただし、忌避剤は一時的にしか効果を発揮しないうえに、個体によってはそのニオイに慣れていて効果がないこともあり、忌避剤だけでアライグマ対策が完成することはまずありません。

アライグマを忌避剤で簡単に追い出し!コツや注意点を解説

電気柵

2つ目は電気柵を用いる方法です。

電気柵は金網に比べて設置が簡単なうえに価格が安いのが特徴です。

アライグマが電気柵に触れると、強い電気ショックが流れ、アライグマを柵から遠ざけます。すると、感電を恐れたアライグマが柵に近づかなくなり、敷地内への侵入を阻止できます。

電気柵には、アライグマを傷つけるほどの威力はないため、鳥獣保護法に引っかからないのがポイントです。

ただし、漏電防止のための草刈りを行う必要があり、管理に手間が掛かるのはデメリットです。また、ペットなどが誤って触れないように気を付ける必要もあります。

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超音波

3つ目は、超音波を用いる方法です。

超音波とは、人間には聴こえないけれどアライグマには聴こえる音です。

アライグマには不快な音となるので、超音波発生器を仕掛けておくことで、アライグマを遠ざける効果が期待できます。

ただし、アライグマに超音波を当てるのが難しかったり、当たってもそれほど嫌がらなかったりすることもあり、効果が疑われている対策方法でもあります。

既に超音波発生器を持っているなら別として、アライグマ対策のために新たに購入するのはオススメできません。

アライグマ駆除に超音波は有効?プロの目線で持続時間や有効性について解説

アライグマ被害の解決はプロに依頼するのがオススメ

アライグマの被害を解決したいなら、プロに依頼するのがオススメです。

なぜなら、アライグマをトラップで対策するのには、免許が必要である上に手間も掛かり、数匹捕まえたくらいでは根本的には意味がないからです。

トラップだけに頼らずに総合的に対策するにしても、忌避剤や電気柵、超音波による対策にはいずれもデメリットがあります。

結局のところ、アライグマ対策のプロに依頼して、ご自宅の現状に合った対策をしてもらうのが確実でしょう。

当社ハウスプロテクトは、アライグマの駆除業者であり、トラップや忌避剤、電気柵、超音波だけでなく、あらゆる手法を用いてアライグマ対策を行い、再発も防止します

現地調査は無料で行わせて頂き、ご自宅に合った対策をご提案できる当社だからこそ、本当に効果のあるアライグマ対策が可能となるのです。

もし万が一の再発時にも最長10年間は無料でアフターフォロー対応を行わせて頂きます。

トラップで捕まえてみたいお気持ちも理解できますが、アライグマ被害を一刻も早く無くすためにも、当社にご相談ください。

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まとめ

アライグマを捕獲するトラップを仕掛けるには、わな猟免許が必要です。ですが、わな猟免許は取得が大変で、わざわざ取得するのはオススメできません。

それに、アライグマをトラップで捕まえる手順も決して楽なものではありません。加えて、個人でトラップを仕掛けてアライグマを駆除するのは困難です。

そのため、アライグマ対策では、忌避剤や電気柵、超音波などを用いて総合的な対策を行うべきであり、手間も掛かるでしょう。

当社ハウスプロテクトにお任せ頂ければ、面倒な作業は無しで確実な成果をお約束しますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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