ハクビシンからエキノコックス症に感染?症状や治療法についても解説

キツネが媒介する感染症で有名な「エキノコックス症」をご存知でしょうか?

実は、ハクビシンもエキノコックス症を媒介している可能性があります。

住宅街や都心でもよく見かけるハクビシンも媒介しているということは、ご家庭のペットや人に感染する可能性があり危険です。

今回は、そんな「エキノコックス症」について深堀りしていきます。

ハクビシンが媒介するエキノコックス症とは

ハクビシンからエキノコックス症に感染?症状や治療法についても解説

 

エキノコックスは1900年代の20世紀、毛皮と野ねずみ駆除を目的として移入されたキツネに多包条虫感染個体がいたことから、初めて礼文島で発生しました。
そこから犬猫やさまざまな動物に感染していき、また感染した犬猫が飼い主とともに本土に引っ越しや移住、移動することによって本土にも広がっていったとされています。

 

エキノコックス症はエキノコックス属条虫の幼虫(包虫)が原因です。

 

人体の特に肝臓、肺臓、腎臓、脳などで包虫が発育し、症状が現れます。

感染経路は、成虫に感染しているキツネ、犬、ハクビシンなどの糞便内の虫卵を経口摂取することで感染します。

経口摂取を防ぐためには、こまめに手洗いを心がける、手の触れるところを消毒する、また免疫力を上げておくなどの対策が有効です。

 

もし住宅にハクビシンが棲み着いていた場合には、ハクビシンが触れた場所や通った場所を知らずのうちに触ってしまい、そのまま食事や生活を続けることで感染してしまう可能性もあるのです。

 

 

エキノコックス症の症状と治療法

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単包性(嚢胞性)エキノコックス症

感染初期である約10年は、無症状で経過することが多いです。

単包性エキノコックス症では、単独の嚢胞がゆっくりと増大して肝腫大や腹痛を発生させます。

また周囲の諸臓器を圧迫し、胆道閉塞や胆管炎を併発したり、ときに破裂する場合も。

人に罹った場合では、手術後でも死亡率が2.2%で、治療後も約6.5%の患者が再発し、回復に長い時間を要します。

 

多包性エキノコックス症

多包性は約98%が肝に一時的に病巣をつくります。

肝に生着した微小嚢胞がどんどん増えていき、進行すると肝腫大、腹痛、黄疸、肝機能障害などが現れます。

さらに進行すると胆道、脈管などの他臓器に侵入し、閉塞性黄疸、病巣の壊死、病巣感染をきたして重篤状態に陥ります。

末期には腹水や下肢の浮腫が現れ、肝肺瘻のために胆汁、咳嗽、脳転移をきたすと意識障害、けいれん発作などを引き起こします。

 

ペットへ感染した場合の症状

症状の進行はとてもゆっくりです。

肝臓の腫大や、腹痛、腹水貯留などの肝機能障害を起こします。

感染したペットへは、駆虫薬を投与し、ほぼ 100%駆虫可能といわれています。

 

エキノコックス症の治療法

外科で切除することが唯一の根治的治療法です。

早期診断されたあとは良好であることが多いですが、進行病巣の完全切除は困難なことがあるので、なによりも予防に 重点を置かなければなりません。

個人のレベルでの予防は、感染源となるキツネや犬に接触しないようにし、虫卵に汚染されている可能性のある飲食物の摂取を避けることです。

 

参考:厚生労働省 検疫所 エキノコックス症について (ファクトシート)
参考:国立感染症研究所 エキノコックス症とは

 

 

ハクビシンがもつ他の病原菌

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エキノコックス以外にも疥癬(かいせん)や、SFTSウイルスなどを保有しています。

 

疥癬は人だけではなく、ペットにも伝染る可能性があり、毛が抜け落ちて皮膚疾患が全体的に広がる恐ろしい病気です。

また、SFTSウイルス(重症熱性血小板減少症候群)は、血液中の血小板の減少により出血が止まらず、致死率も10〜30%ととても高い感染症です。

 

 

 

ハクビシンが家に住み着くことによるリスク

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ハクビシンやアライグマなどの「中型害獣」とよばれる中型サイズの害獣は、足音や春頃からの出産シーズンにかけて鳴き声による騒音被害などで気付くケースが大半です。

相当な鳴き声や足音が夜間や昼間でさえも聞こえてくるので、寝れないストレスや、怖さに怯える日々が続きます。

 

また糞尿で天井にシミが広がる場合や、抜け落ちることも。

そして害獣は必ずノミ・ダニを運び込んでくるので、アレルギー反応が出ます。

咳や皮膚疾患に悩み、痒さで寝れないこともあるほどです。

 

害獣であるハクビシンが棲み着いている限り、住宅の劣化の進行や、劣悪な環境が続くことになるので、ハクビシンの姿を目撃したり、足音で気づいた場合には、リフォーム代金など、高額な修繕費や医療費が必要になる前に対策を心がけましょう。

 

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ハクビシン対策は害獣駆除のプロへ頼もう

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ハクビシンはエキノコックス症以外にも、健康被害や住宅の劣化などさまざまな問題があるので、早めに対策を講じることが大切です。

 

個人での対策は、効果がなかなか出なかったり、害獣と鉢合わせて接触してしまう可能性もあるため、感染症の危険などを考えると、あまり良い選択ではありません。

害獣対策は早めにプロの害獣駆除専門業者へ依頼するのがオススメです。

 

ハウスプロテクト」では、見積もりや現場調査など無料で対応しております。

少しでも気になることがありましたら、お気軽にお問い合わせください。

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