「ハクビシンが身近にいるけれど、保健所に相談したら対応してくれるのかな」とお調べではないでしょうか。
突然現れたハクビシン。放置するのも怖いですし、行政にどうにかしてもらいたいですよね。
しかし、家に住み着いたハクビシンや身近にいるハクビシンに対して、行政は何もしてくれない可能性が高いです。
そこで本記事では、害獣対策のために保健所に相談できることや、適切なハクビシン駆除の相談先をご紹介します。
ハクビシン被害に保健所は対応する?
実は、保健所のような行政機関では原則として害獣の駆除はしてくれません。
ハクビシン被害があるからといって、保健所に相談しても直接職員が駆除に来てくれることは期待できないのです。
各市区町村に行政としての害獣被害についての相談窓口はありますが、相談や情報提供のみを行っているのが基本となっています。
そのため、すぐにハクビシン被害を解決してもらいたいのであれば、保健所に相談するのは得策ではないでしょう。
そもそも保健所とはどういう場所?
そもそも保健所とは、地域住民の健康を支える機関です。
病気に関する相談や感染症対策、薬事・食品衛生・環境衛生に関する監視指導といった業務を行っています。
参考:保健所の活用の仕方 ~どんな時に頼れば良いの?~ / 厚生労働省
したがって、ハクビシンによる病気については相談に乗ってもらいやすいでしょうが、駆除そのものを頼るのは難しいのです。
ハクビシン対策のために保健所ができること
保健所で害獣の駆除や捕獲はしてくれませんが、ハクビシン対策のために下記の3つの協力を行ってくれます。
- 捕獲のための許可
- 捕獲に使う罠の貸出
- ハクビシン駆除業者の紹介
それぞれの項目について、順番に見ていきましょう。
捕獲のための許可
個人でハクビシンを捕獲するには自治体へ申請を行う必要があります。
その手続きについて、保健所が教えてくれるエリアも多いでしょう。
実は、ハクビシンは鳥獣保護管理法に守られているため、個人で捕獲や駆除ができません。
もし、無断でハクビシンの捕獲や駆除をすると1年以下の懲役もしくは、100万円以下の罰金を科せられます。
ただし、許可を得るとしても「家屋内へ侵入する」「農作物をハクビシンに荒らされて困っている」などの理由がある場合に限ります。
詳しい内容は、事前に自治体へ確認すると良いでしょう。
▼ハクビシンを捕獲するときに必要な、許可申請方法の詳しい内容はこちらで確認してください。
捕獲に使える罠の貸し出し
ハクビシンの捕獲には「箱わな」を使用します。
ハクビシンの捕獲申請の許可と併せて、罠や箱わなの貸し出しをしている保健所も多くあります。
ただし捕獲器の貸し出しは無料ですが、数量に制限や貸し出し期限があるため事前に確認をした方が良いでしょう。
また、使用の際にさまざまな注意点がありますので、保健所の職員さんの指示に従ってください。
わな免許をお持ちでない方が箱わなを使用して捕獲する場合、宅地においては捕獲場所が垣や柵その他これに類するもの(板塀、屋敷林など)で囲まれている必要があります。また、農地においてはネットで囲まれている区域内やビニールハウス内での捕獲が可能です。*個人の敷地の境界がはっきりと分かるものが設置されていることが必要です。境界が明確でない場合、事故発生時に責任問題となる場合がありますのでご注意ください。
引用:岩手県北上市|ハクビシンを捕獲する場合の注意事項
ハクビシン駆除業者の紹介
ハクビシンの捕獲許可や罠カゴのような捕獲器の貸し出しは、あくまでも個人でハクビシンの駆除をしたいと考えている人向けの制度です。
保健所にもよりますが、駆除業者を紹介してくれる場合もあります。
たとえば東京都町田市では、ハクビシンやアライグマの駆除をしてもらいたい方へ、民間の駆除業者を紹介する制度を行っています。
ただし、このあと解説しますが、保健所から業者の紹介を受けるのはあまりおすすめできません。
ハクビシン被害については自分で専門業者に相談するべき!
ハクビシンの被害に遭ったら、保健所で紹介してもらった駆除業者ではなく、自分でどのような駆除業者がいるのか調べた方が良いでしょう。
なぜなら保健所が必ずしも、優良な業者を紹介してくれるとは限らないからです。
ハクビシンの捕獲は難しく危険がある
ハクビシンの性格はどちらかというと温厚です。ただし、下記のような状況の場合には、人間やペットなどへ攻撃する恐れがあるため危険です。
- 出産の時期
- 発情の時期
- 危険を感じたとき
捕獲するとき、ハクビシンが上記のような状態である場合は噛みつかれる可能性があります。
またハクビシンの唾液には、病原菌が含まれていることも。
そのため、噛まれると感染症になる恐れがあり危険です。
保健所が紹介してくれる業者がベストとは限らない
前述しましたが、保健所が紹介してくれる業者が優良だとは限りません。
駆除後のアフターフォローや、再発防止の施工がない業者もいます。
ハクビシンの被害が再発すると、また駆除業者へ依頼しなくてはいけなくなります。
そのため、ハクビシンを追い出すだけでアフターフォローがない駆除業者はおすすめしません。
また、保健所を通じて駆除業者を紹介してもらうと、どうしても時間がかかってしまいます。
保健所へ行き受付をして自分の順番になってから相談をしてから、紹介してもらうため時間を要します。
そのため1日でも早く、ハクビシンを駆除したいと思っている人には不向きと言えるでしょう。
清掃や再発防止まで依頼できる
衛生面を考慮して、ハクビシンを駆除した後に、糞尿を清掃や消毒をする業者を選びましょう。
また、再発防止には侵入経路を封鎖する必要があります。
ハクビシンの駆除だけでなく、清掃や病原菌対策、再発防止への取り組みをしっかり対策をしている駆除業者を選んでください。
もしもどの業者を選ぶかお悩みでしたら、お気軽にご相談ください!
ネズミ、イタチ、ハクビシン、アライグマ、コウモリなど、あらゆる屋内害獣に対応。
まずは被害状況をお聞かせください。
保健所に頼らない! ハクビシン駆除業者の選び方
保健所に相談しない場合、どうやって駆除業者を選んだら良いのかわからないと思う方もいるでしょう。
ハクビシンの駆除業者を選ぶポイントは、以下の3つのポイントを押さえるのがオススメです。
- 見積りが明朗会計か
- 根本的な害獣被害の原因を解決するのか
- 駆除後のアフターフォローは行っているか
それぞれの項目について、順番に見ていきましょう。
見積りが明朗会計か
はじめに確認するポイントは、見積りがわかりやすい内容になっているのかチェックをすることです。
ハクビシンの駆除前に事前調査へ駆除業者はお伺いします。
そして、駆除業者が見積りを提出してから、見積り内容に不安や不備がなければ契約へと進みます。
しかし金額が明朗でなかったり、不明な内容を質問してもしっかり説明できなかったりする場合は、トラブルになる可能性が高くなるため気を付けた方が良いでしょう。
根本的な害獣被害の原因を解決するのか
次に確認するポイントは、根本的なハクビシン被害の問題解決をするのかどうかです。
ハクビシンを駆除するだけでは、十分な対策とは言えません。侵入口を塞いで、再発防止対策をすることが重要となります。
そのため、しっかりと再発防止対策をする駆除業者を選ぶことが大切です。
駆除後のアフターフォローも行っているか
最後の確認するポイントは、駆除が終わった後アフターフォローを行っているかどうかです。
最安値でハクビシンの駆除を請け負っている業者もいますが、再発防止対策やアフターフォローは対応外である可能性もあります。
料金だけを見て決めるのではなく、駆除や再発防止の対策、アフターフォローはしているのかどうかなども含まれている駆除内容なのかどうかを確認してください。
ハクビシンについて早めに対処しよう
野生で暮らしているハクビシンは病原菌を保有しているおそれがゼロではありません。
安易に近づくと、なんらかの病気に感染するリスクが否定できないので要注意です。
参考:
動物由来感染症 – 厚生労働省
また、ハクビシンは同じ場所で糞尿をする「ため糞」をする習性があります。
屋根裏にある1カ所に集中して排泄をするためシミができたり木が腐敗したりする恐れもあるのです。
健康被害や建物への経年劣化などのリスクもあるため、1日でも早くハクビシンの駆除をすることをオススメします。
ハクビシン駆除業者をお探しでしたら
今回はハクビシンの被害に、保健所が対応してくれるかどうかについて説明しました。
保健所では、原則、害獣の駆除はしてくれません。
また自治体で紹介している駆除業者は、どんな業者が来るのかわからないためオススメしません。
ハクビシンの駆除業者は自分で探す方が早くで確実です。
当社ハウスプロテクトでは、これまでに数多くのハクビシン駆除を実現してまいりました。
ハクビシンの駆除はもちろんですが、再発防止対策にも自信があります。
また、最長10年間の安心保証付きです。
無料にて相談や現地調査へお伺いいたします。ぜひ、不安や疑問がありましたら、遠慮なくご質問ください。
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まずは被害状況をお聞かせください。
まとめ
ハクビシン被害に保健所が対応してくれることは原則ありません。
もしもハクビシンによる被害でお悩みでしたら、自分で駆除業者を探して相談することをオススメします。
業者選びにお悩みでしたら、まずは私たちの無料相談をお受けいただければと思います!
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まずは被害状況をお聞かせください。